身のまわりの植物や動物を観察して、「すでにそうであるもの」を受け入れること、「いま」に身をゆだねる術を学びましょう。
彼らから、「いまに在る」ことを学びましょう。
誠実に生きる姿勢を学びましょう。
それは「すべてひとつになること」、「ありのままの自分でいること」、「ほんとうの自分でいること」です。
いかに生き、いかに死ぬか、さらに、いかに生きることと死ぬことを問題にしないで生きられるかを、学んでください。
なん度もくりかえされるネガティブな感情は、病気と同じで、なんらかのメッセージを含んでいることがあります。
しかし、その感情をメッセージと受けとめて、いかに行動しようと、それが意識レベルの変化を伴っていないかぎり、すべてうわべだけの変化で終わってしまいます。
「意識レベルの変化」とは、すなわち「「いまに在る」ことです。
あなたの「あり方」が、十分なレベルに達していれば、もはや、ネガティブな感情に行動指針をあおぐ必要はありません。
ただ、ネガティブ性がそこに在るかぎり、それを利用しましょう。
もっと「いまに在る」ためのシグナルにするのです。
ネガティブ性が湧き上がってくるのに気づいたら、それがどんな理由によるものでも、とくにこれといった理由が見当たらない時でも、「目を覚ましなさい!思考から抜け出そう!今にありなさい!」と、自分に呼びかけているサインだとみなしましょう。
ちょっとしたいらだちでも、軽視するのは禁物、ネガティブな感情はみな、認識し、観察する必要があります。
そうしなければ、観察されない感情が、どんどん心の中に積っていくからです。
「ネガティブな感情には、なんのメリットもないから、心にためこむのはやめよう」と思った瞬間、ネガティブ性を捨ててしまえるかもしれません。
その際には、完全に捨てきったかどうか、確かめましょう。
もし捨てることが難しいならネガティブ性がそこにあるという事実をうけいれて、ネガティブな感情を観察してください。
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「超シンプルなさとり方」より
明日も引き続き「ネガテイブ性を利用することと、手放すこと」・・・について書きます。
ー仁美ー
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