2011年7月24日日曜日

「ネガテイブ性を利用することと、手放すこと」

自分の外側に、心の平安を求めるのはやめましょう。
「もしかすると、次のワークショップに、答えがあるかもしれない」とか、「もしかすると、新しいテクニックがあるかもしれない」など、「探す」という姿勢でいるかぎり、「心の平安」という境地に達することはありません。
「心の平安」は、探して手に入るものではないからです。
「いま、自分がいる状態」以外の状態を探してはなりません。
そうすると、無意識のうちに、抵抗を、心につくりだすことになります。
平和の境地にいない自分を、あるがままに受け入れましょう。
自分が、非平和」にいることを、完全に受け入れた瞬間、「非平和」は平和に変わるからです。
「なにか」を、完全に受け入れると、それがどんなものでも、その「なにか」を超越することができます。
つまり、「非平和」を超越することで、平和へと到達できるのです。
これが「受け入れること」から生まれる奇跡です。
「すでにそうでにそうであるもの」を受け入れると、全ての瞬間は、ひとつ残らず、「極上」になります。
これが、「さとりをひらくこと」なのです。

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「超シンプルなさとり方」より

明日は、「憐れみ」とはなにか・・・について書きます。

―仁美ー


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