2011年9月28日水曜日

いま苦しみをこしらえるのを、やめる方法

思考は「いま、この瞬間」を嫌っているので、いつも、そこから逃げようとしています。
つまり、思考を「ほんとうの自分」とみなせばみなすほど、苦しみは増すばかりなのです。
しかし、見方を変えると、「いま、この瞬間をあるがままに受け入れるほど、痛みや苦しみはなくなるということなのです。
自分にも、人にも、もう痛みを与えたくないならば、そして、自分の中で生き続けている過去の「痛みの残りかす」を、もうこれ以上増やしたくないならば、取るべきステップはただ一つです。
それは、「時間の概念を捨てること」です。
普通の生活の中で、必要以上に時間にとらわれないように心がけるだけで、人生が変わってくるはずです。

実際にどうすれば、時間の概念を変えられるのでしょうか?
それは、「いま、この瞬間」に焦点を当て、これを人生の真ん中に据えるのです。
これまでは、「時間の世界」に住み、「いま、この瞬間」には、訪れる程度だったはずです。
これからは逆に、「いま、この瞬間」を「すみか」とし、物事を解決するのに必要な時だけ、「過去」と、「未来」を訪れるのです。
いつでも、「いま、この瞬間」を、「Yes!」と言って抱きしめるのです。

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「超シンプルなさとり方」より

あすは、時間は幻」だと理解しよう・・・ということについて書きます。

ー仁美ー

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