頭を創造的に活用する方法

目的があって、頭脳を使う場合は、インナーボディと協力して使いましょう。
思考が止まった、頭が空っぽな状態にならないと、頭脳を建設的に使うことはできません。
この状態になれる一番の近道は、体を使うことです。
そこで、解決策やひらめきが欲しい時には、しばらくのあいだ思考を止め、インナーボディに意識を集中させましょう。
｢無心状態」になるのです。そうしてから、あらためて思考を活動をおこなうと、頭脳は冴えてきて、創造的になります。
どのような知的活動をするにしても、思考状態と、思考していない「無心状態」を、数分おきで交互に経験することを習慣にしましょう。
つまり、「頭だけで」考えないで、｢体全体で」考えるのが、大切なのです。
インナーボディに集中できない時には，呼吸に焦点を当てましょう。
意識的な呼吸は、それのみで素晴らしい瞑想であり、しだいにインナーボディと一つになれるはずです。
呼吸をするたびごとに、空気が出たりはいったりするのを、意識で追ってみましょう。
息を吸ったら、わずかにおなかがふくらんで、息を吐いたら、おなかが縮まるのを意識してください。視覚化が得意なら、目を閉じ、自分が光に囲まれているところか、光の輝く物質(意識の海）に包まれているところをイメージしてみましょう。
そして、その光を吸い込むのです。
輝く物質を体に満たし、からだを輝かせていると感じましょう。
さらに、もっと、感覚に意識を集中させます。
あなたはいまからだの中にいます。
何らかのイメージが浮かんでくるかも知れませんが、気にしないでください。
あなたは「いまのパワー」につながったのです。

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「超シンプルなさとり方」より

明日からは、いよいよ、悟りに目覚めた人間関係を築くことについて書いていきますが、
まずは、「感情の痛みを溶かす」ことについて書きます。

ー仁美ー