互いの「無意識」を、なじりあってはなりません。
口論の口火をきったとたんに、思考とひとつになってしまい、思考だけでなく、「にせの自分」をも正当化しているのです。
すると、エゴが主導権を握りはじめ、あなたは「無意識」になります。
時には、パートナーの言動を指摘することが、役立つかもしれません。
あなたの意識がきちんと「いまに在る」時ならば、エゴの介入ぬきで、それができるでしょう。
要するに、非難、とがめ、悪者扱い、といったことをしないで、事実を指摘できるのです。
たとえ、パートナーが無意識に振舞っても、「決め付け」は控えましょう。
「決め付け」をするということは、無意識にふるまう相手を、相手の「ほんとうの姿」と混同することなのです。
「決めつけをしない」ということは、機能障害や無意識な行動の存在を否定するという意味ではありません。
「裁判官」にならずに、「知る人」になる、ということです。
こうすれば、感情的な反応を、一切しないですみます。
たとえ反応したとしても、「知る人」であるため、自分の反応を観察し、ありのままにほうっておくことができます。
闇と闘うのではなく、闇を照らす光になるのです。
幻に反応せずに、幻を見つつ、幻の奥にある真実を見抜くのです。
「知る人」になることで、すべての人を、あるがままに受けいれられる、愛あるクリーンなベースをつくります。
これ以上に、意識の変容のために効果的な触媒はありません。
あなたがこうして意識的にいきれば、あなたのパートナーは、無意識のままあなたと共存することはできません。
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「超シンプルなさとり」より
明日も引き続き「人間関係はさとりをひらくチャンス」・・・についてかきます。
ー仁美ー
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「超シンプルなさとり」より
明日も引き続き「人間関係はさとりをひらくチャンス」・・・についてかきます。
ー仁美ー
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