2011年8月25日木曜日

病気と苦しみを変容させる(病気は覚りをひらくチャンス)

病気は覚りをひらくチャンス

「手放すこと」は、無条件で、心から「すでにそうであるもの」を受けいれることです。
受けいれるのは、「いま、この瞬間」の自分の人生です。
「人生の状況」と呼んでいるものではありません。
ふたつの違いは、もうお分かりですね?

病気の意味するところを、お話しましょう。
病気も、「人生の状況」の一部にすぎません。
「人生の状況」であるからには、過去と未来に関連しています。
「いま在る」ことによって、「いまのパワー」が発揮されないかぎり、過去と未来は、一本につながった時間軸をつくります。
ご存知の通り、「人生の状況」を構成する、さまざまな出来事の根底には、真実の「なにか」が存在します。
それは、かたちや時間を越えた「いま」に在る、「大いなる存在」です。

「いま」には、何の問題も存在できないように、病気も存在できません。
あなたの症状に誰かが貼り付けるレッテルを信じる気持ちが、その症状にパワーを与え、その症状を維持させているのです。
すると、一時的なバランスの崩れは、あたかも確固とした、事実であるかのようになってしまいます。
症状を確立してしまうだけでなく、症状に時間を与えてしまうことになります。
「いま、この瞬間」に意識を集中させ、症状にレッテルを貼るのをやめれば、「病気」と名づけられるものは、「身体的痛み」、「虚弱」、「不便さ」(またはハンディキャップ)のうちの、いずれかに絞られるはずです。
その症状が、あなたが「いま」抵抗するのを、やめるべきものです。
これは、「病気をあきらめる」という意味ではありません。
苦しみを、「いま、この瞬間」へと自分を追いつめ、強烈に「在る」状況へと導くための原動力とするのです。悟をひらくために、活用するのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「超シンプルなさとり方」より

明日も、病気は覚りをひらくチャンス・・・について書きます。

ー仁美ー







0 件のコメント:

コメントを投稿