「大いなる存在」に、意識してつながっていないかぎり、どんな人間関係にも(親密な関係は特に)深い亀裂が生じ、やがて機能不全という結末を迎えます。
恋愛関係も、互いに夢中になっているバラ色の頃には、なにもかもパーフェクトに見えます。
しかし、その一見したところ「パーフェクトなもの」は、口論、衝突、不満、感情的または肉体的暴力によって、ガラガラと音を立てて崩れ始めていくものです。
しかも、それは坂道を転がるように、悪化の一途をたどるのが常です。
このように、ほとんどの「恋愛関係」は、それほど立たないうちに、「愛と憎しみの関係」に豹変してしまうのです。
みなさんも、愛がスイッチひとつで、手のひらを返したように、容赦のない攻撃、敵意に変わってしまうという現象を、経験したことがおありではありませんか?
しかも、わたしたちのたいはんは、この現象を、「ごくありふれたこと」だと、わりきっているものです。
もしも、あなたが、恋愛関係の中で、愛と「愛の対象に位置するもの(攻撃、言葉の暴力など)」を両方経験しているならば、エゴの「中毒的なしがみつき」を、愛と混同してしまっている可能性が高いのです。
誰かを、ある時には愛し、次の瞬間には憎むということは、不可能です。
「本当の愛」には、対極がありません。
あなたの愛に対極があるならば、それは、愛ではなく、完全になりたがっているエゴの欲求をを、相手が一時的に満たしてくれええているだけです。
それは、さとりの、「代用品」に過ぎません。
ほんの短いあいだならば、本物のさとりのように感じられるでしょう。
けれども、遅かれ早かれ、パートナーが、あなたの必要(というより、むしろエゴの必要)を満たし損ねるときがやってきます。
そると、「恋愛関係」がおおいかくしてきたエゴの恐れ、痛み、欠乏という感情が、どっとあふれ出してきます。
恋愛関係も、そのほかのすべての中毒症状と同じく、「麻薬」が手元にあるときには「ハイ」でいられますが、麻薬が効かなくなってくる事態は、避けられません。
痛みの感情が、ふたたに表面化してくる時には、その度合いは、輪をかけてひどくなっています。しかも、あなたは、自分のパートナーを、痛みの犯人だとみなしているのです。
そこで、相手を攻撃するという方法で、自分の痛みの感情を外界に投影させます。
この攻撃が、パートナーの痛みを喚起そる起爆剤となり、相手が反撃に出ることもあるでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「超シンプルな悟り」より
明日も、引き続き「愛と憎しみ」は表裏一体の人間関係・・・について書きます。
ー仁美ー
恋愛関係も、互いに夢中になっているバラ色の頃には、なにもかもパーフェクトに見えます。
しかし、その一見したところ「パーフェクトなもの」は、口論、衝突、不満、感情的または肉体的暴力によって、ガラガラと音を立てて崩れ始めていくものです。
しかも、それは坂道を転がるように、悪化の一途をたどるのが常です。
このように、ほとんどの「恋愛関係」は、それほど立たないうちに、「愛と憎しみの関係」に豹変してしまうのです。
みなさんも、愛がスイッチひとつで、手のひらを返したように、容赦のない攻撃、敵意に変わってしまうという現象を、経験したことがおありではありませんか?
しかも、わたしたちのたいはんは、この現象を、「ごくありふれたこと」だと、わりきっているものです。
もしも、あなたが、恋愛関係の中で、愛と「愛の対象に位置するもの(攻撃、言葉の暴力など)」を両方経験しているならば、エゴの「中毒的なしがみつき」を、愛と混同してしまっている可能性が高いのです。
誰かを、ある時には愛し、次の瞬間には憎むということは、不可能です。
「本当の愛」には、対極がありません。
あなたの愛に対極があるならば、それは、愛ではなく、完全になりたがっているエゴの欲求をを、相手が一時的に満たしてくれええているだけです。
それは、さとりの、「代用品」に過ぎません。
ほんの短いあいだならば、本物のさとりのように感じられるでしょう。
けれども、遅かれ早かれ、パートナーが、あなたの必要(というより、むしろエゴの必要)を満たし損ねるときがやってきます。
そると、「恋愛関係」がおおいかくしてきたエゴの恐れ、痛み、欠乏という感情が、どっとあふれ出してきます。
恋愛関係も、そのほかのすべての中毒症状と同じく、「麻薬」が手元にあるときには「ハイ」でいられますが、麻薬が効かなくなってくる事態は、避けられません。
痛みの感情が、ふたたに表面化してくる時には、その度合いは、輪をかけてひどくなっています。しかも、あなたは、自分のパートナーを、痛みの犯人だとみなしているのです。
そこで、相手を攻撃するという方法で、自分の痛みの感情を外界に投影させます。
この攻撃が、パートナーの痛みを喚起そる起爆剤となり、相手が反撃に出ることもあるでしょう。
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「超シンプルな悟り」より
明日も、引き続き「愛と憎しみ」は表裏一体の人間関係・・・について書きます。
ー仁美ー
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